今更FUJIFILM X-Pro1を新品購入した男の話
え~私、旅人1号はこの度、富士フイルムX-Pro1を新品にて購入した事をここにご報告させて頂きます。
誤字だと思ったそこのあなた!間違いではありません。X-Pro2でなくX-Pro1です!古いヤツです。
X-Pro2が販売されて早くも2年が経とうとしております。よくネットのレビューを見てると今更ながらX-Pro1買いましたみたいな記事を2年前位によく見ましたが、それらを2年かけて一通り読み終わってからの参入です。
もう石橋が叩いて壊れた後から一歩踏み出す位のある種、今更を通り越して社会不適応性のカケラまで自分自身に感じずにはいられません。
私は今まで一眼レフのPENTAX K-5Ⅱsを使用してました。レンズは主にFA31limited。ローパスレスの透明感のある描写のボディにどこか切ない情緒ある写りのレンズで主に子供を撮ってました。
もちろん、このセットは大変素晴らしく自分なりにお気に入りの写真もたくさん手にする事ができました。出来ればX-Pro1と一緒に手元に置いておきたかった位です。
ではなぜ、今回乗り換えに踏み切ったのか。
今から少し書いてみようと思います。
理由その1
理由その2
今だに新品があり、安くなってる。
X-Pro2が出て2年が経とうとしてますからそりゃ~安くなるのは当たり前ですが、ここまで在庫があるのがラッキーです。今回アマゾンで購入しましたが私の欲しかったX-Pro1とXF35mmF1.4Rとのセットもまだあります。それが10万円を切ってたの見ていくらビンボーな私でも「もはや決断の時」と相成りました。ペンタックスを手放せばちょうど同じ金額位にはなるのも後押しとなりました。中古のK-5ⅡsとFA31が新品のX-Pro1とXF35mmになるのです。
富士は何故かX-E1やX-M1といったかなり前のモノでも何故か今だに新品が手に入ります。
写りの良さを考えるとコストパフォーマンス抜群だと思うので安くていい写りを希望される方は一考の余地ありだと思います。
憧れのモノが安くなってなおかつ新品で手に入るんですから買う理由はこの2つでほぼ満たしてるのですが気にせず続けます。
X-Pro1+XF55-200mmF3.5-4.8
理由その3
出張になんとか持って行ける。
私は出張族です。いつも知らない土地をウロウロしてるのですが知らない土地には当然知らない物がたくさんあるわけです。やっぱりそれをスマホでなくコンデジでなく自分の好きなカメラで撮りたいんです。
この目的を遂行するために今回、XF18mmF2Rも買いました。出張スペシャルです。これならカバンにも入ります!
出張の多い方はご存知だと思いますが出張は不便を許容しつついかに荷物を減らすかの戦いです。そんな中ですから今まで撮りたい気持ちはあっても今まで一度も一眼レフを出張に持っていった事はありませんでした。しかし今は出張の時にカバンに忍ばせています。
色々とお金も掛かりますが写真はホントにいい趣味だと思います。せっかく知らない土地で知らないモノを見るならやはり自分の好きなカメラで撮りたいですよね。
X-Pro1+XF18mmF2
理由その4
高感度特性なら今だに現役レベル。
これからのデジカメはいかに高感度でキレイかの争いになると私は睨んでいます。
高感度に強いとと何が起こるかというと、馬鹿みたいに高くて重くて大きいレンズでなくても何でもどんなシチュエーションでも撮れちゃう。という事になってきます。極端ですが本当に高感度性能が良ければ例えばf5.6の安いキットの望遠ズームレンズで暗い子供の発表会や体育館でのスポーツなんかも撮れちゃう訳です。
ここからは妄想ですが、現時点でカメラメーカーは既にその技術は持っていると思います。ただ本音は出したくない。なぜなら高いレンズが売れなくなるからです。
カメラメーカーにとってはf値の小さい望遠レンズは高付加価値商品。儲けドコです。
今、おいそれと高感度のやたら強いモデルを出して望遠レンズはキットレンズしか売れなくなりましたって事は避けたいハズ。しかし競争の激しいこの業界。きっと売上に困ったメーカーから徐々にリリースしてくるハズです。
ボケに関しては高感度ではどうにもできないので今後メーカーは研究開発資源を超広角~100mm位のf値の低いレンズへ集中すると思います。てか私が社長ならそうします。
話が大分それてしまいましたが私は高感度ならX-Pro1で現時点でも十分満足できるので今頃新品を買えたとも言えます。
X-Pro1+18mmF2
理由その5
理由その6
後々X-Pro2に更新しても嫁にバレない(ハズ)。
なにせX-Pro1を手にするまで6年かかりました。貧乏人唯一の作戦は「待つ」事です。何時になるかは分かりませんが、きっと将来私もX-Pro2を手にする日が来る(かな?)。その遠い未来の為にも今から道筋をつけておかなくてはいけません。大丈夫、X-Pro2ならバレない!
X-Pro1+XF35mmF1.4
色々書いてみてやっぱり買ってよかったと再認識出来ました。
今回は一気にレンズ3本を揃えてしまいました。このセットは我ながら大変いい組み合わせだと思ってるので今度ゆっくりレンズの事も書きたいと思ってます。
良かったら是非また読んで下さいませ。
※レンズ記事書きました!
tabibito1gou.hatenadiary.jp
X-Pro1についての他の記事も是非どうぞ。
tabibito1gou.hatenadiary.jp
FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1
広島・呉 本物の零戦とついにご対面!大和ミュージアム&てつのくじら館のハシゴ見学!!
今日は広島・呉市です。
ここにわざわざ来たのは「大和ミュージアム」で零戦を見るためです。
しかし、そこにはそれ以上の見るべきものがたくさんありました。
早速「大和ミュージアム」館内へGO!
来週(1月22日~1月26日)は臨時休館でした。危ない!これから行かれる方はご注意下さい。
大人500円になりま~す。
入るといきなり鎮座してます。10分の1戦艦大和!26.3mの大きさ!!
これだけの大きさの模型どこで作ったの?と思ったら岡山の三井造船玉野事業所だそうです。もはや模型じゃなくて本物ですね。失礼しました!
ものすごい大きさと精巧さに圧倒されます。
そして私にとって本日のメインである零戦!ありました!ご対面!!
この機体は零戦62型で1945年にエンジントラブルで琵琶湖に不時着したものを33年後の1978年に引揚げたものだそうです。きっと淡水の琵琶湖だから復元出来たんでしょうね。海水に33年沈んでたらこうはいかなかったはず。現在、日本で展示されている本物の(レプリカでない)零戦は11機で、その中でも62型はここにある機体だけです。
この62型の登場時はもう既に沖縄での攻防が終わりつつある時期で、試作段階から特攻を意識した設計がされているそうです。量産された機体は、その多くが次なる本土決戦に向けて配備され、そのまま終戦を迎える事となります。つまり結果的に最終量産された零戦という事になります。
しかし本物の零戦を見たのは初めてで本当に素晴らしかったです。美しい…。
零戦といえば21型や52型が有名ですが、対戦末期に誕生し、切ない運命をたどる62型。
この機体、嵐山美術館(閉館)→和歌山のゼロパーク(閉館)→と渡り歩いてここ大和ミュージアムにやってきたようです。今度こそここでゆっくり余生を送ってください。
もうひとつ切ないといえば人間魚雷で有名な回天の展示もありました。145名が戦死した旧日本海軍の特攻兵器です。これを見ると本当に現在の平和のありがたさを実感せざるを得えません。
さて、その他展示物もなかなか、いや相当な充実ぶりです。
実際に沈没した大和から引揚げ回収したものや
戦艦「金剛」の実物大ボイラー
戦後の呉というコーナーにあったのは三輪トラック・マツダ号GB型です。マツダから貸し出しされているそうです。さすが広島はマツダのお膝元です!
たくさん見た後、展望テラスに出ると道路を挟んだ向こう側に…。
これまたとんでもない大きさの潜水艦があります!
こちらは実際に海上自衛隊で使用されていた潜水艦「あきしお」です。
この「あきしお」の奥に海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」があります。なんと大和ミュージアムの道路を挟んだ向かいにあるのです!
早速、潜水艦「あきしお」のお腹の下をくぐって入口に入ります。こちらは入場無料です。
順路は3階からになっていてここは海上自衛隊の機雷などを取り除く掃海部隊の展示です。
そして2階に下りて今度は潜水艦の紹介フロア
そしてそこから外へ出て潜水艦「あきしお」の中に入ります。
本物のコクピットです。見るだけじゃなく実際座って操縦桿もさわれます!
そして潜水艦といえば潜望鏡ですね。
こちらもさわって覗くこともできます。ニコン製でした。いい宣伝になってますね!
そして外へ出て終了です。
「あきしお」は1986年~2004年まで使用された潜水艦です。長さは76m!
いかがでしたか?
最初は零戦を見に行ってみよ~という位の軽いノリだったので、圧巻の見応えで私は時間が足りませんでした。
じっくり見たい方は半日は予定しておいた方がいいと思います。
また、ゆっくり時間が取れる時に見に来たいところです。あ~楽しかった!
今回撮影機材
FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1
岡山・気になる隠れた名物「セルフうどん」
今年最初の出張は岡山です。
今まで気づいてなかったのですが岡山を車で走っているとやたらと目にする
「セルフうどん」の看板。
最近では「丸亀製麺」などでメジャーになりましたがセルフうどんの発祥は
あの「うどん県」ではなく岡山だそうです。
ならば、岡山セルフうどんの中でも発祥の店に行ってみましょう!
伺ったのは中区にある「名玄」さん。
1976年創業でセルフうどんの元祖だそうです。
広い駐車場に車を停めて店内へと入ります。
大・中・小とある麺を選んで自分で茹でます。みなさん手馴れた手つきです。
トッピングを選びます。種類が豊富!
レジで清算して薬味をのせます。
甘口・辛口、お好みのだしをかけます。(ブレンドしてる人も多数あり)
完成です。
これがすごく美味しいんです!
麺は程よくコシがあってもちもちつるつるして、だしは上品ながらもしっかりした
味付けです。どちらもやりすぎてないところが非常によい!
お昼時だったのですごい人でしたが異常に回転が早い。
安い、旨い、早い、店内・駐車場広い。
これがいつでも食べられる岡山の人が羨ましい!
これはいいとこ見つけました。またスグ来ようっと。
今回撮影機材
FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1
自然あふれる奄美大島の意外な歴史
今回は奄美大島へ出張です。
近年、奄美大島は観光客が大幅に増えてホテルが取りにくい!
奄美空港はターミナル拡張が行われています。
海はもちろんキレイ!
空ももちろんキレイ!
山ももちろんキレイ!
そうそう、奄美のお土産は水間黒糖工場の黒糖がオススメです。
薪で炊いた釜で
グツグツ煮込まれていきます。
細かく色々な形にして出来上がり。
私もここの黒糖を食べるまではそれほど黒糖に特別なモノを感じてなかったの
ですが、食べてビックリ!味・香り・食感全てが別次元です。
是非、一度お試しあれ!
実は奄美は沖縄と近いのですが雰囲気は全く違います。
何というか浮かれてない・商売っ気がない・そしてどこか切なさがあります。
歴史的に琉球王朝支配下→薩摩藩支配下→アメリカ統治下とず~っとどこかの
支配下にあった島です。
奄美の民謡も切ない歌詞が多いのもそういった歴史があると思います。
それがそのまま島の雰囲気だと思います。
静かでゆっくり、そして有り余るスケールの大自然が残る奄美、リゾート化
せずに今の雰囲気がいつまでも残ってくれたらいいな~と物思いにふける
旅人1号なのでした。
岡山・津山 ノスタルジックに感動!津山扇形機関車庫
ここ津山市はB’zの稲葉さんの出身地です。それもあるのですが、ここには現存で日本に11箇所しかない「扇形機関車庫」があります。いままで見たことが無かったので1度見てみたいとずっと思いチャンスを伺ってました。
ついに目の前に扇形機関車庫と転車台が現れます。ジャ~ン!
これが見たかったのです。1936年に造られ総工費は当時11万6000円だったそうです。収容線数17は現存2番目の規模だそうです。
収蔵されてある車両も13あり豪華なラインナップです。なんといっても機関車庫といえば蒸気機関車、王道のD51です。昔から何故ゆえ車庫が扇形で転車台が必要なのか不思議でしたが今の電車と違い蒸気機関車は前と後ろがあるからなんですね、よって蒸気機関車がディーゼル車や電車に置き換わるとこの構造物は必要なくなる訳です。なるほど~。
子供の頃、この車両が好きでした。キハ181形というんですね。
昔はこうやって出発してたんでしょうね~。ちなみに右から二番目の車両はたった1台だけしか作られなかった最大最強のディーゼル機関車DE50形だそうで大変貴重らしいです。
その他、展示物も充実してます。
そして向こうに津山駅が見えます。こちらもノスタルジック。
すぐそばには現役の車両達が居ます。これもなかなか歴史を感じさせる車両達ですね。
大満足です。こうなると現存のもの全部見てみたいですね。
いかがでしたか?入場料は大人300円です。決して便利な場所ではないですが、わざわざ来る価値は絶対あります。そこのB’zファンで鉄道オタクの方なアナタ(笑)なら間違いなく鼻血が出そうな喜びを噛み締められる岡山県津山市です。是非一度お越し下さい。
鹿児島・霧島神宮 神秘的な色使いに魅了される
鹿児島出張は続きます。
霧島から曽於へ抜ける途中、前からいいと聞いていた霧島神宮へぶらり立ち寄ります。天気も良く素晴らしい景観でした。
駐車場に到着すると抜けるような青空
それでは行ってみましょ~。
見えてきましたよ~。
出ました!圧巻の色使い。きれいですね~。
なんでしょうか?南方系の色使いとでも言うのでしょうか?沖縄の首里城を思い出させます。
統一感ありです。
こちらは神楽殿。
こちらも鮮やかなブルー。
御神木です。
整然と並ぶ杉(花粉症にはつらいですが…)坂本竜馬とおりょうも通ったでしょうか?
気持ちのいい位のカラフルさでした。これは一見の価値アリ!こういった華やかな神社もいいですね。是非天気のいい日に行ってみてください。感動しますよ~。
鹿児島空港で就航前のATR42-600を発見!
今回は鹿児島・宮崎の旅です。
伊佐市で仕事を終えて霧島の宿へ向かう途中、鹿児島空港の前を通るとそこには見慣れない飛行機が泊まっていました。車を止めてよく見るとそれは、
ATR42ー600です!
そう、ここ鹿児島空港は日本エアコミューターの本拠地です。
私もいつもお世話になるJAC。良く乗るのはSAAB340Bなのですが、退役が近いとは聞いてましたが着々と次世代機の準備が進んでるようです。ちょうど入れ替わりの両機を撮ってみました。
ATR42は後ろから乗って貨物は前に乗せるそうです。なんでもこのほうが行ったり来たりの短距離路線では折り返しの時間が早いのだとか。ハイビスカスが素敵です。
思いでいっぱいのSAABの退役も寂しいですが、この機体も是非乗ってみたいですね座席数が増えるので予約が取り易くなってくれるとありがたいです!4月から就航なので仕事で乗るのはもうしばらく先ですかね。
最後はいつものSAABの機窓からの一枚で。