呑気な外資系サラリーマンの旅日報

のんびり外資系出張族サラリーマンがそれほどでもない日常をお気楽に綴ります。

X-Pro1+XF35mmで夜の千里川土手に挑戦!シリーズ「今あるカメラでベストを尽くせ!」

 

大して好評でもないこのシリーズ、めげずにPart3を迎えました。

今回は大阪出張なので前々から考えてた夜の千里川土手に挑戦です!

以前にコンデジで昼間の撮影は経験あるのですが、夜は初めてです。

 

 

今回の撮影機材は

カメラ…X-Pro1

レンズ…XF35mmF1.4

 

以上です…。

 

三脚どころか予備バッテリーすらありません。だって出張なんでこれ以上持って来れません。フツーにこのセットを首からぶら下げて参上しました。上級者にしたら「なめてんのか?」と言われかねないのは重々承知なのですが、題名が「今あるカメラでベストを尽くせ!」なのでお許し下さい。どこまでやれるか皆さんに代わって挑戦します。

 

日が落ちて暗くなり現地に到着しました。この日もたくさんの人が来てました。

皆さん望遠レンズで離陸機が滑走路に入って来たところを狙っているようです。なるほど向こうの山の明かりが望遠の圧縮効果でいい感じに撮れそうです。しかし離陸機は遠いですね。35mmではトリミングでどうこうなる距離じゃなさそうなので離陸機は諦め、動いているので難しそうですが着陸機を狙う事にします。ってかそれしか撮れなさそうです。

記念すべき初ショットはボンバルディアでした。水平がとれてませんね。暗くてEVF内の線が見えない…。

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絞り開放F1.4、シャッタースピード1/125、ISO6400、JPEGで撮ってみましたがどうでしょう、結構いけそうな気がしてきました。しかしよく見ると絞り開放のため滑走路のランプが両端が流れちゃってます。後で気づくのですがプロペラ機なので速度が遅くこのシャッタースピードでもなんとか撮れたようです。しかし、拡大して確認するとシャッタースピードが足りなく被写体ブレが起こってます。

 

絞りはF2.2まで絞れば滑走路ランプの両端流れはなくなったのでこれでいくことにします。問題はシャッタースピードでした。レンズが35mmなので飛行機をかなり手前で捕らえなければなりません。そうなると飛行機との距離が近く被写体の流れが目立つのです。撮りながらシャッタースピードを序々に上げていくと1/250位までは上げたい感じです。という事で…。

とりあえずF2.2のSS1/250で固定してあとはどうするか考えながら撮ってみることにします。

SS1/250まで上げた事によってやはりちょっと全体的に写真が暗いです。ISOは6400までが目一杯な感じなのでここでJPEGを諦めてRAWに切り替え、後からカメラ内現像で感度を上げることにします。

ほとんどカメラは固定して連写してるのでファインダーはEVFでもOVFでもどっちでもよさそうです。それより水平に集中しないと少しずれると結構目立ちます。AFは期待できないので置きピンです。

フィルムシュミレーションはベルビアではコントラストが強いのでしょうか?夜空がべったり真っ黒な塗り絵みたいになってしまい全体的にイラストっぽくなってしまいます。これはこれで面白い雰囲気なのですが今回はカメラ内現像でプロビアにて現像しました。

ベルビアの写真 夜空が真っ黒…。

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ここからは現像のさじ加減です。カメラ内現像でどこまでいけるでしょうか?がんばります!基本的に感度を上げないと飛行機(特に水平尾翼)が夜空に溶け込んでしまってディティールが見えない写真が多いですね。しかし上げすぎてもさすがにノイズが目立ってしまうので色々とバランスを取るのが難しいです。

これでなんとか水平尾翼が見える位。スマホで見ると水平尾翼は完全に消えてるかもしれませんね。

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JAL機はなぜかホワイトバランスが赤に転んでるように見えてしまうケースが多かったです。これは少し修正してますが、皆さんにはどう見えるのかな?

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ホントはもう少しだけ感度を上げて現像したいのですが、私の技術ではこの位が精一杯な感じです。ノイズまみれになってしまいます。

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JAL機が続きます。今回は撮影アングルまで気が回らずに正面からばっかり撮ってましたので機体のお腹ばっかになってしまいました。

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B737でしょうか?フラップがやけに光ってました。

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飛行機の後ろのライトが光った瞬間も撮れました。しかしこれはこれで明暗差が強くて現像が難しいですね。ん~これも水平が…まあいつかそのうちバリッとレタッチしてあげる事にしましょうw

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アングル的には縦のアングルのほうが迫力が出るのと飛行機のお腹に写ったランプの光が分りやすいですね。しかし飛行機が近くなる分、今度はシャッタースピードが横アングルよりも速くないといけなくなる感じでしょうか?

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JAL機、縦アングルも撮りました。

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プロペラ機も

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飛行機の後ろのライトが光ってくれると水平尾翼のディティールが出てくれるので助かりますw

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今回は殆どRAWで撮ってカメラ内現像しましたが「今あるカメラでベストは尽くせた」でしょうか?まだまだ改善の余地はありそうですね~懲りずにこのセットでまたの機会にリベンジしたいと思います。ほんとは水平の修正や細かいトリミングも必要でしょうね。でもなんとかカメラだけで完結する事は出来ました。

 

現像も私のような技術のない人間がやるとJPEGのほうがはるかにマシな印象もあり、ホントはJPEGで撮りたかったのですが、ひとつ問題があってX-Pro1シャッタースピード優先等のマニュアル撮影にすると露出補正ダイヤルが効かなくなり、露出は人間側では操作できなくなります。カメラは暗い割にはシャッタースピードが速いので露出を下げて撮影しようとします。(殆ど露出補正一杯の-2まで下がってる)

私は以前はPENTAXだったのでこういった事はなかったので最初は戸惑ってしまいました。これによりJPEGを諦めRAWで撮影する事になったのですが、ホントはJPEGで露出を上げて撮りたいところです。JPEGをパソコンでLightroomなんかでレタッチすれば可能なのかもしれませんが、今回、カメラだけで完結させる事にこだわってみました(ただ買うお金がないとは決して言わない…)

 

暗い夜空の中、シャッタースピードを上げつつ露出も明るく補正なんてさすがに厳しいシチュエーションなんでそこまでわがまま言わない事にしますw

なんせほら「今あるカメラでベストを尽くせ!」ですから。

しかし、予想はしてましたが夜の千里川土手はホント難しい撮影ですね、でもX-Pro1とXF35mmだけでなんとかがんばりました。

皆さんも高感度耐性が~とか明るい望遠レンズ持ってないから~なんて言わずに「今あるカメラでベストを尽くせ!」の精神でがんがん失敗しながら撮影してみましょう!不便を許容し、行動してみればきっと何か見えるものがあるはずです。(ホントは自分自身に言ってますw)

 

なんか飛行機が多くなってしまってますが「今あるカメラでベストを尽くせ!」コーナー、是非応援して頂けるとうれしいです。


今回撮影機材


FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1


FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R

 

 

 

 

大阪・伊丹空港 ラストフライトで飛んだCRJ200を見つけた!

今週は大阪出張です。

伊丹空港に着陸してゲートに向かう飛行機の中から真っ白く塗り直されたCRJ200を見つけました。

J-AIRから退役したのは知っていたのでもう見納めかと思い空港からレンタカーに乗り換えた後、写真を撮りに行きました。

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CRJは2018年1月31日の松山→伊丹でJ-AIRから全機退役しました。

この飛行機、福岡→伊丹線でも就航していて何度も乗る機会はあったもののわざとずらして乗らなかったんです。

狭くて乗り心地が悪いという評判がひっかかって他のエンブラエル等の便を選んでいたのですが、こうして退役してしまうと1回位乗っておけばよかったな~と思ってしまいました。

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CRJはJALグループ最小のジェット機でした。

CRJとはカナディア・リージョナル・ジェットの略で、今では当たり前に使われている「リージョナルジェット」という言葉はここから生まれています。

もうひとつ個性的な特徴はエンジンです。アメリカ空軍のA10サンダーボルトと同系統のエンジンを積んでます。パワーは有り余る程だとか。

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レジ番号を確認するとJA208Jでまさに1月31日にラストフライトを飛んだ機体です。

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日本での使命を終えて次なる活躍の場へと行くのでしょうが、どうかこれからも無事故で頑張って欲しいものです。

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最後にもう一度、「1回位乗ってあげればよかったな~!」勝手ですねスミマセン。

実は過去に偶然レンズテストに福岡空港で撮影した時、この機体(JA208J)を撮影してました。今は見れない勇士を最後にご覧ください。

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シリーズ「今あるカメラでベストを尽くせ!」X-Pro1+XF55-200mmで飛行機写真にチャレンジ!

先日の記事で今更ではありますが、新品のX-Pro1+XF35F1.4のセットを購入した記事を書きました。

 

その後、子供の運動会用に望遠レンズは必要という事で色々迷ったのですが、

XF55-200mmF3.5-4.8R LM OISを購入したので、「望遠といえばヒコーキだろ~」(単純)と練習がてら福岡空港で飛行機を撮ってみることにしました。

そこで、一箇所から色々なパターンで撮ってみたのですが、大変勉強になったので忘れないように書いてみようと思います。一箇所から撮っていたので出て来る写真は似たような写真になってしまいますがお許し下さいませ。

・カメラ FUJIFILM X-Pro1 

・レンズ XF55-200mm

・三脚なしの手持ち、JPEGオンリーで撮影します。

それではスタート!

その1 EVFにてAF-S+連写攻撃!望遠200mm

最初はこれで挑戦です。AFはそれほど期待できないので絞ってF8位で撮ります。やってみると撮れるのですが、連射中にEVFがブラックアウトして最初の一枚はいいのですが、2枚目からは飛行機をフレームに入れ続けるのが難しい。というかちょっと不可能です。

連射するつもりで待ってるのでまだフレーム内で飛行機が小さいうちに結構早めにシャッターを切りだすわけですが、2枚目からフレームのどこに飛行機があるか分らなくなるので成功したのは小さく写った一枚目だけという結果でした。

これではなかなか厳しいですね。しかしこの記事のタイトルは「今あるカメラでベストを尽くせ!」でございます。手に持ってるカメラでどこまでやれるか?もっといい撮り方があるのかを追求するシリーズですのでこれであきらめるわけにはいきません。

燃えてきたぜ~。

その2 EVFにてAF-S+単写攻撃!望遠200mm

連射中にEVFがブラックアウトで見えなくなるならEVFで覗きながらここぞという瞬間で連写をあきらめ単写で一発勝負です!ここぞというとこでAF!そしてシャッターを切ります。かなり集中力が必要ですのでメンタルトレーニングにも最適ですw。

やってみると結構撮れます。2回に1回位はイメージ通りに撮れてました。失敗した写真はシャッタータイミングを逸してフレーミングがイマイチなのが半分、もう半分はフレーミングはいいけど拡大するとAFが微妙に来てなかったりといった感じでしょうか。

一眼のAF-C+連写でキャノン・ニコンなら楽勝だぜ!という意見は今回無視させて頂きます。なんせ「今あるカメラでベストを尽くせ!」シリーズですから!(負け惜しみ…)

しかしそうは言っても一発勝負で決まったときの快感は相当なものです。

その3 EVFにて置きピン+単写攻撃!望遠200mm

その2で微妙にピントが来てない写真があったのでここでAFをあきらめ、置きピンで勝負します。置きピンといえば連写でしょうが、そこはあれですよX-Pro1ですからブラックアウト問題があるわけですよ。

ブラックアウトするくらいなら単写で勝負!という事でここも単写です。これは最初なかなか苦労しました置きピンの位置、絞りをどのくらい絞るか、シャッタータイミングを掴むのに時間を要しました。しかしなれてくるとだんだんイケてきました。

置きピンでも結構いける事に感動しながら手応えを感じていたのですが、冷静に振り返るとAFや連写といったテクノロジーを自己拒絶して昔ながらの方法に戻っていってるような気がします。かろうじてEVFで被写体を覗いてる位であとは原始的っちゃ~原始的な撮影になってきてますが…。そこはほら「ベストを尽くせ」シリーズですから(しつこいですね)

その4 OVFにて置きピン+連写攻撃!60mm

ココでふと気づきました。X-Pro1にはOVFがあるじゃないですか!

どうせ置きピンしてるのでピントの確認は撮影中は出来ません!なおかつOVFなのでブラックアウトもしない(当たり前)ので連写も可能です!素晴らしい!

しかしあちらを立てればこちらが立たずで、X-Pro1はOVFでフレーム表示できるのはフジノンズームレンズで18mm~60mmまでなのです。ならば今度は望遠をあっさりとあきらめてしまいましょう。

幸い飛行機がメチャ近い場所で撮ってたのでまあいいかとズームを200mmから60mmにしても小さくしか写らないといった事はなさそうです。これでやってみましょう。

撮ってみると…うっ見やすい!これはイケます!

望遠が200mm→60mmになった事、EVFをあきらめてOVFにした事によってなんとフレーミングしやすいことか!連写しながら飛行機をフレーミングし続ける事がやりやすい事この上なしデス。

課題としては連写するのでカメラを振る時に手ブレが発生するといった問題でしょうか、こちらはISO感度を上げつつシャッタースピードを上げて対処してみました。

連写が使えるので飛行機に最接近する瞬間が撮れます。あ~なんと楽しいんでしょう。快感デス「X-Pro1にしてよかった~!」(織田裕二 風)と思えた瞬間でした。

 

恥ずかしながら今回の写真を数枚貼らせて頂きます。ご指導ご鞭撻の程ヨロシクお願いします。

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今回は飛行機が近く、60mmにしてもなんとかなったのでラッキーでした。もしこれで飛行機が遠ければ後は対処法はトリミングくらいでしょうか?

こうやってカメラの苦手な部分を少しは人間のほうでカバー出来たような気がしてなかなかハッピーな撮影になりました。

写真が上手な方たちはホントに瞬間的に色んな事を考え、色んな対処をしながら撮影しているのでしょうね。こうやって工夫しながらいい写真に近づけていくという事が少しわかっただけでもヘタクソな私には大収穫です!

今回学んだ事はどうせ全てが思い通りにいく訳ではないのでどれかをあきらめながら理想の写真へ少しでも近づいていく事ですが、そのどれを取捨選択するかの能力がカメラに問われているような気がします。

もちろん道具を使う趣味ですからきっとあのカメラならとか、あのレンズだったら思うように撮れるのに~と色々思いもめぐらすのも当然楽しいのですが、こういう楽しみ方もカメラだと思います。

以前にも出張中に会社のコンデジで色々チャレンジしてます。よかったら見てください。今後は私の技術向上のためにも「今あるカメラでベストを尽くせ!」としてシリーズ化しようと目論んでおります。

 

今回撮影機材


FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1


FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF55-200mmF3.5-4.8RLMOIS

いや~カメラって本当にいいもんですね。

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~(これがわかるそこのあなた、私と同世代です)

 

 

 

今更FUJIFILM X-Pro1を新品購入した男の話

え~私、旅人1号はこの度、富士フイルムX-Pro1を新品にて購入した事をここにご報告させて頂きます。

誤字だと思ったそこのあなた!間違いではありません。X-Pro2でなくX-Pro1です!古いヤツです。
X-Pro2が販売されて早くも2年が経とうとしております。よくネットのレビューを見てると今更ながらX-Pro1買いましたみたいな記事を2年前位によく見ましたが、それらを2年かけて一通り読み終わってからの参入です。
もう石橋が叩いて壊れた後から一歩踏み出す位のある種、今更を通り越して社会不適応性のカケラまで自分自身に感じずにはいられません。

私は今まで一眼レフのPENTAX K-5Ⅱsを使用してました。レンズは主にFA31limited。ローパスレスの透明感のある描写のボディにどこか切ない情緒ある写りのレンズで主に子供を撮ってました。
もちろん、このセットは大変素晴らしく自分なりにお気に入りの写真もたくさん手にする事ができました。出来ればX-Pro1と一緒に手元に置いておきたかった位です。
ではなぜ、今回乗り換えに踏み切ったのか。
今から少し書いてみようと思います。

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理由その1

X-Pro1がデビューした時から憧れてた。

X-Pro1が登場したのは2012年2月です。今から約6年前ほどになります。
もうそれはそれはその見た目と写りの良さから本当に憧れでした。カメラ屋さんに行っては触りまくってました。でも高かったんです。私はXF35mmF1.4Rとのセットが欲しかったんですが本当に高かった。貧乏人には高嶺の花だったのです。しかし…。

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X-Pro1+XF18mmF2

理由その2

今だに新品があり、安くなってる。

X-Pro2が出て2年が経とうとしてますからそりゃ~安くなるのは当たり前ですが、ここまで在庫があるのがラッキーです。今回アマゾンで購入しましたが私の欲しかったX-Pro1とXF35mmF1.4Rとのセットもまだあります。それが10万円を切ってたの見ていくらビンボーな私でも「もはや決断の時」と相成りました。ペンタックスを手放せばちょうど同じ金額位にはなるのも後押しとなりました。中古のK-5ⅡsとFA31が新品のX-Pro1とXF35mmになるのです。
富士は何故かX-E1やX-M1といったかなり前のモノでも何故か今だに新品が手に入ります。
写りの良さを考えるとコストパフォーマンス抜群だと思うので安くていい写りを希望される方は一考の余地ありだと思います。
憧れのモノが安くなってなおかつ新品で手に入るんですから買う理由はこの2つでほぼ満たしてるのですが気にせず続けます。

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X-Pro1+XF55-200mmF3.5-4.8

理由その3

出張になんとか持って行ける。

私は出張族です。いつも知らない土地をウロウロしてるのですが知らない土地には当然知らない物がたくさんあるわけです。やっぱりそれをスマホでなくコンデジでなく自分の好きなカメラで撮りたいんです。
この目的を遂行するために今回、XF18mmF2Rも買いました。出張スペシャルです。これならカバンにも入ります!
出張の多い方はご存知だと思いますが出張は不便を許容しつついかに荷物を減らすかの戦いです。そんな中ですから今まで撮りたい気持ちはあっても今まで一度も一眼レフを出張に持っていった事はありませんでした。しかし今は出張の時にカバンに忍ばせています。
色々とお金も掛かりますが写真はホントにいい趣味だと思います。せっかく知らない土地で知らないモノを見るならやはり自分の好きなカメラで撮りたいですよね。

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X-Pro1+XF18mmF2

理由その4

高感度特性なら今だに現役レベル。

これからのデジカメはいかに高感度でキレイかの争いになると私は睨んでいます。
高感度に強いとと何が起こるかというと、馬鹿みたいに高くて重くて大きいレンズでなくても何でもどんなシチュエーションでも撮れちゃう。という事になってきます。極端ですが本当に高感度性能が良ければ例えばf5.6の安いキットの望遠ズームレンズで暗い子供の発表会や体育館でのスポーツなんかも撮れちゃう訳です。
ここからは妄想ですが、現時点でカメラメーカーは既にその技術は持っていると思います。ただ本音は出したくない。なぜなら高いレンズが売れなくなるからです。
カメラメーカーにとってはf値の小さい望遠レンズは高付加価値商品。儲けドコです。
今、おいそれと高感度のやたら強いモデルを出して望遠レンズはキットレンズしか売れなくなりましたって事は避けたいハズ。しかし競争の激しいこの業界。きっと売上に困ったメーカーから徐々にリリースしてくるハズです。
ボケに関しては高感度ではどうにもできないので今後メーカーは研究開発資源を超広角~100mm位のf値の低いレンズへ集中すると思います。てか私が社長ならそうします。
話が大分それてしまいましたが私は高感度ならX-Pro1で現時点でも十分満足できるので今頃新品を買えたとも言えます。

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X-Pro1+18mmF2

理由その5

JPEGでしか撮影しない。

これはペンタックス時代からそうでしたが、撮影スタイルは殆ど全てJPEG撮って出しです。画像処理やトリミングは基本行いません(出来ないと言ったほうが正解か)。なのでJPEG画質がよくないと困るんです。この点FUJIはどこにも負けないと昔から思ってました。

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X-Pro1+XF35mmF1.4

理由その6

後々X-Pro2に更新しても嫁にバレない(ハズ)。

なにせX-Pro1を手にするまで6年かかりました。貧乏人唯一の作戦は「待つ」事です。何時になるかは分かりませんが、きっと将来私もX-Pro2を手にする日が来る(かな?)。その遠い未来の為にも今から道筋をつけておかなくてはいけません。大丈夫、X-Pro2ならバレない!

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X-Pro1+XF35mmF1.4

色々書いてみてやっぱり買ってよかったと再認識出来ました。
今回は一気にレンズ3本を揃えてしまいました。このセットは我ながら大変いい組み合わせだと思ってるので今度ゆっくりレンズの事も書きたいと思ってます。
良かったら是非また読んで下さいませ。

※レンズ記事書きました!
tabibito1gou.hatenadiary.jp


X-Pro1についての他の記事も是非どうぞ。
tabibito1gou.hatenadiary.jp



FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1



FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R

広島・呉 本物の零戦とついにご対面!大和ミュージアム&てつのくじら館のハシゴ見学!!

今日は広島・呉市です。

ここにわざわざ来たのは「大和ミュージアム」で零戦を見るためです。

しかし、そこにはそれ以上の見るべきものがたくさんありました。

早速「大和ミュージアム」館内へGO!

来週(1月22日~1月26日)は臨時休館でした。危ない!これから行かれる方はご注意下さい。

 

大人500円になりま~す。

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入るといきなり鎮座してます。10分の1戦艦大和!26.3mの大きさ!!

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これだけの大きさの模型どこで作ったの?と思ったら岡山の三井造船玉野事業所だそうです。もはや模型じゃなくて本物ですね。失礼しました!

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ものすごい大きさと精巧さに圧倒されます。

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そして私にとって本日のメインである零戦!ありました!ご対面!!

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この機体は零戦62型で1945年にエンジントラブルで琵琶湖に不時着したものを33年後の1978年に引揚げたものだそうです。きっと淡水の琵琶湖だから復元出来たんでしょうね。海水に33年沈んでたらこうはいかなかったはず。現在、日本で展示されている本物の(レプリカでない)零戦は11機で、その中でも62型はここにある機体だけです。

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この62型の登場時はもう既に沖縄での攻防が終わりつつある時期で、試作段階から特攻を意識した設計がされているそうです。量産された機体は、その多くが次なる本土決戦に向けて配備され、そのまま終戦を迎える事となります。つまり結果的に最終量産された零戦という事になります。

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しかし本物の零戦を見たのは初めてで本当に素晴らしかったです。美しい…。

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零戦といえば21型や52型が有名ですが、対戦末期に誕生し、切ない運命をたどる62型。

この機体、嵐山美術館(閉館)→和歌山のゼロパーク(閉館)→と渡り歩いてここ大和ミュージアムにやってきたようです。今度こそここでゆっくり余生を送ってください。

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もうひとつ切ないといえば人間魚雷で有名な回天の展示もありました。145名が戦死した旧日本海軍の特攻兵器です。これを見ると本当に現在の平和のありがたさを実感せざるを得えません。

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さて、その他展示物もなかなか、いや相当な充実ぶりです。

実際に沈没した大和から引揚げ回収したものや

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戦艦「金剛」の実物大ボイラー

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戦後の呉というコーナーにあったのは三輪トラック・マツダ号GB型です。マツダから貸し出しされているそうです。さすが広島はマツダのお膝元です!

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たくさん見た後、展望テラスに出ると道路を挟んだ向こう側に…。

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これまたとんでもない大きさの潜水艦があります!

こちらは実際に海上自衛隊で使用されていた潜水艦「あきしお」です。

この「あきしお」の奥に海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」があります。なんと大和ミュージアムの道路を挟んだ向かいにあるのです!

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早速、潜水艦「あきしお」のお腹の下をくぐって入口に入ります。こちらは入場無料です。

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順路は3階からになっていてここは海上自衛隊の機雷などを取り除く掃海部隊の展示です。

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そして2階に下りて今度は潜水艦の紹介フロア

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そしてそこから外へ出て潜水艦「あきしお」の中に入ります。

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本物のコクピットです。見るだけじゃなく実際座って操縦桿もさわれます!

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そして潜水艦といえば潜望鏡ですね。

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こちらもさわって覗くこともできます。ニコン製でした。いい宣伝になってますね!

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そして外へ出て終了です。

「あきしお」は1986年~2004年まで使用された潜水艦です。長さは76m!

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いかがでしたか?

最初は零戦を見に行ってみよ~という位の軽いノリだったので、圧巻の見応えで私は時間が足りませんでした。

じっくり見たい方は半日は予定しておいた方がいいと思います。

また、ゆっくり時間が取れる時に見に来たいところです。あ~楽しかった!

 

今回撮影機材


FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1


FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF18mmF2 R

 

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鹿児島空港で就航前のATR42-600を発見!

今回は鹿児島・宮崎の旅です。

伊佐市で仕事を終えて霧島の宿へ向かう途中、鹿児島空港の前を通るとそこには見慣れない飛行機が泊まっていました。車を止めてよく見るとそれは、

ATR42ー600です!

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そう、ここ鹿児島空港日本エアコミューターの本拠地です。

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私もいつもお世話になるJAC。良く乗るのはSAAB340Bなのですが、退役が近いとは聞いてましたが着々と次世代機の準備が進んでるようです。ちょうど入れ替わりの両機を撮ってみました。

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ATR42は後ろから乗って貨物は前に乗せるそうです。なんでもこのほうが行ったり来たりの短距離路線では折り返しの時間が早いのだとか。ハイビスカスが素敵です。

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思いでいっぱいのSAABの退役も寂しいですが、この機体も是非乗ってみたいですね座席数が増えるので予約が取り易くなってくれるとありがたいです!4月から就航なので仕事で乗るのはもうしばらく先ですかね。

最後はいつものSAABの機窓からの一枚で。

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島根・鳥取 出雲・米子の旅

今回の出張は島根・鳥取です。

出雲空港行きでいつもお世話になる飛行機SAABで雪の残る出雲空港上陸です。この飛行機は何度も乗っていて思い出深い飛行機ですが、機体も20年ほど経っているものが多いらしく、もうすぐ順次退役の予定だそうです。寂しいですね。30人ほどの定員で小さいので悪天候時には何度か思い出に残るような手に汗握るシーンもありましたが、すばらしい技術のパイロットさん達とすばらしく度胸のすわったCAさん達にはいつも関心させられます。大型機では味わえない醍醐味がありますね。

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到着したもののお客さんとのアポまでは時間があるので有名な出雲そば出雲大社を廻ってみます。贅沢にも出雲そばは有名なベスト2をはしごしてみます。まずは出雲大社そばの「八雲本店」

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こちらのそばは割子そばが一般的なようです。店員さんは「わりご」と言ってました。おいしいです。

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それから出雲大社へ、こちらでは二礼・四拍・一礼なんですね。初体験でした。初詣が出雲大社とはなんとも贅沢。

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そして出雲そば2軒目は江戸時代の創業「羽根屋本店」

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こちらも割子そばですね。甲乙つけがたい美味しさです。

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そして仕事して米子へ移動です。米子の夕食はココ。大好きな「点心」

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お約束の味噌野菜です。美味しいよ~。

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翌日は米子廻りです。私が行くと雲がかかってめったにお目にかかれない大山。今日は見えました。荒々しく男性的な山ですね。迫力あります。

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もうひとつの鳥取のお奨めは境港の「魚山亭」です。自信アリでお奨めします。

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いつもの特上魚山丼 1,080円也

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こうして見ると仕事してないように見えますね~このブログ、会社の人に見つかるとヤバイです(汗)帰りも飛行機はSAABでしたが、全国的に大荒れの天候の一日で、またしてもジェットコースターよりもよっぽどスリルあるフライトでした。

 

 

 

 

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