呑気な外資系サラリーマンの旅日報

のんびり外資系出張族サラリーマンがそれほどでもない日常をお気楽に綴ります。

出張先や旅先で簡単・確実に安くて美味しい食事に出会う方法【出張の匠シリーズ】

皆さんこんにちは。会社の経費清算の提出を迫られているにもかかわらず現実逃避にブログを書いている旅人1号です。

 

今日は年間の半分以上出張している私が今までの経験から生み出した出張の大技・小技を皆さんにもシェアするシリーズ【出張の匠】をお送りします。って初めて書くシリーズですけど。汗

 

記念すべきシリーズ第1回目は「出張先や旅先で簡単・確実に安くて美味しい食事を探し出す方法」です。

やはり旅でも出張でも食事は大事ですよね。外れると本当にテンション下がっちゃいますよね。

でもそんな見知らぬ土地でコスパ抜群の食事にありつく方法があるんですたん。今日はその簡単な方法とある日の私の実例を基にドキュメンタリー風にお伝えします。笑

 

見知らぬ土地ではネットで探しても意外とコスパのいい食事にはなかなかたどり着かない

皆さんが出張・旅先で何を食べるかを探すとなるとまずは「食べログ」や「Retty」等のサイトで探すことになると思います。実際、私も使います。色々調べていくと悩む楽しみもあるとは思いますが、これが結構な時間と手間がかかるんですおよね。

そして、どちらかというとネットで出てくる情報は観光客相手に発信しているものが多いと感じます。試しにあなたが勝手知ったる現在住んでいる街の食事情報をこれらのサイトで探してみてください。ココは「地元の人はあんまり行かないな~」とか、ココは「他県から人が来たら連れていく店だな~」とか、もっとシンプルに「ココは高い」といったお店の情報が多いと思います。

年に1度か2度のスペシャルな旅ならそれらのお店でも満足かもしれません。でもいつも出張ばかりで見知らぬ土地にいる事が日常の私にはどちらかというと「地元の人が食べているお店」や「毎日でも食べれそうな食事」そしてなにより「安い!」ローカルで生のお店の情報が知りたいのです。

 

色々と考えて色々と実践してたどり着いた結果…。

簡単な事なのでもったいぶらずに書きますが、その土地の「市場」へ行けばすべてが解決です。

市場は必ずどこの土地にもあります。そして調べると気づくと思いますが街の中心地からそれほど離れていない場所にあるケースがほとんどです。いいでしょ?

魚・肉・青果と別れて存在するところや、これらが1か所にまとまっているところもありますね。そして市場やその付近には必ず食事がとれる所があるんです!

 

市場の食事が必ずコスパがいい理由

もともとこれらの食事処は市場へ出入りする業者さんやそこで働く人達を相手に営業しているのでお客様は当然食材のプロ達。食材の味も値段も知り尽くしたプロが納得するものでなければ当然お客さまは来ないのです。

例えば安い食材を高い値段で出していればプロは仕入れ値まで知っている訳ですから「いくら儲けてるな~」とあっさり見破ります。彼らは当然美味しいものもまずい物もその値段まで知り尽くしているプロ達ですから「どの程度のものをどの程度の値段で提供しているか」でお店の誠意そのものが手に取るようにわかる訳です。ごまかしやダマしは一切通用しません。

ちょっと大げさに聞えるかも知れませんが、わかりやすい事実です。

 

その他にもコスパがいい理由として市場併設なので単純に仕入場所がすぐそばなのも大きなアドバンテージですね。まとめて仕入れなくても新鮮な食材を毎日こまめに少ない手間で仕入れることが可能です。回転が速くいつも新鮮な材料ですし、大量のストックを置く場所や冷凍・冷蔵庫などの設備も必要なくこれも価格に反映できますね。

 

築地や豊洲はどちらかというと観光客相手だと思いますので今回のお題からはちょっと例外になるかもしれませんが、それ以外の都市の市場併設のお店は素人や観光客相手にやっている街中のお店より要求される味も値段も相当ハードルが高いことは簡単に理解できると思いますし、それをクリアできる要素もあるという事になります。

なんだか真面目に書いてしまいましたがつまりそういう事です。笑

 

ドキュメント・ある日の私の市場メシ

さて、ここからは私の出張メシを今、人気のNHKのサラメシ風にドキュメント形式でお伝えします。

 

とある火曜日の朝、私は昨日から宮崎に出張で来ています。ホテルは宮崎駅のすぐ近く。昨日の夜はお客様とニシタチで盛り上がりすぎてしまい今朝のホテルの朝食は食べてません(実話を書いてますがくだらないドキュメントですね。スミマセン!)

とはいえ時間も朝10時を過ぎる頃にはお腹が空いてきます。そこで私は「宮崎市中央卸売り市場」へとレンタカーを走らせるのです。宮崎駅前から10分強で到着です。

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そうそう、書き忘れましたが、ほとんどの市場では無料で車を止めれる駐車場があります。ここもポイント大ですね。ココ「宮崎市中央卸売り市場」は一般の人が入場出来る時間は朝10時から昼の14時までですので気を付けて下さい。市場によって、いつでも入れるところもあれば、ここのように時間が決まっている所もあるので事前に要調査ですよ!

宮崎市中央卸売り市場」には場内を入って左側に車で進むと「市場味の名店街」という食事処が立ち並ぶ建物があります。

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その中から今日は「味いち」に入ってみましょう。

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私の胃腸は昨日のニシタチの疲れをやや引きずってますので今日はあっさりめのメニューにしましょうか?

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お昼前ですがココは朝定食にします。ジャーン!税込み500円也

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うまいです!さすが歴戦の猛者であるプロの業者さん達が食べる朝飯です。食べてたら美味しいのでもっと食べれそうな気がしてきました。笑

刺身の小鉢を追加してみましょう!税込み350円也。

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刺身としか書いてなかったのですが、おそらく宮崎でよく獲れるシマアジですね。写真では伝わりにくいのですが一切れ一切れがデカくて分厚いです。ん~やっぱ市場メシは美味くて安い!

こういう地のモノが安く新鮮に食べれるのも市場メシの魅力ですね。

そして、合計850円を支払い今日も大満足でまた仕事に復帰です!

 

注意点

市場メシはあくまで市場関係者向けがメインのお店ですのでそこはよく理解しておきましょう。市場や市場関係者に迷惑かけるのはもってのほかです。

ローカルルールで市場ごとに決まり事が違うので最低限、一般の人が入場可能な時間と入場可能なエリアくらいは調べていきましょう。

 

おわりに

いかがでしたか?市場メシのコスパがいい理由が少し分かった気がしませんでしたか?各市場には必ず名物メシ処があるので、まずは皆さん小手調べに地元の市場を調べて行かれてみてはいかがでしょうか?

近くの市場を探してそこへ行くだけなんで今日はどこに行って何食べようかと悩む必要はありません!

日本全国、卸売市場のないとこなんてありません。土地勘がなくても市場へ行くだけなんで簡単でしょ?これなら簡単に安く確実にコスパのいい食事と出会えます。

今後は「日本の市場メシ」としてシリーズ化してレポートします。ので乞うご期待!

皆さんもこれからは迷わず市場へGOっす!

 

今回撮影機材(古いけど食べ物が美味しそうに写るお気に入りの組み合わせです)


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FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF18mmF2 R