宮崎・新田原基地 X-Pro1で戦闘機撮影に挑戦!シリーズ「今あるカメラでベストを尽くせ!」
今週はテンション上がる宮崎出張です。
なぜ、テンション上がるかというと、そう!宮崎には新田原基地があるからです!
X-Pro1を買ってからは初の参上になります。
前回来た時は会社のコンデジでの撮影しました。
今回はX-Pro1+XF55-200mmでベストを尽くします。
X-Pro1で戦闘機を撮る人なんてそうそういないと思うので誰に向かって書いてるのかよくわかりませんが、ちっとも気にせず続けさせていただきますw
南門と呼ばれるポイントに到着。幸い今日は訓練も行われているようなので最初はEVF+親指AFで連写して狙ってみます。
その結果・・・うまく撮れません!
戦闘機は小さいのでどうしても200mmですと望遠端は必須なのですがX-Pro1のEVFで連写するとコマ間にブラックアウトしてる間にファインダーから戦闘機が居なくなりそうになります。慌ててフレームに戦闘機を戻そうとすると今度は手ぶれといった負の連鎖が待っています。
AFも厳しい…カメラがピントを見失うと戦闘機は空に紛れて消えてしまいます。
そこでOVFを使うことにします。X-Pro1のOVFは基本的に焦点距離60mmまででそれ以上の望遠時にはフレームが警告で赤くなって表示は60mmのままになります。しかしシャッターは切ることが可能です。
つまり、焦点距離200mmの時はフレームがどこかさっぱりわかりませんが、とりあえずOVFのど真ん中に戦闘機をフレーミングし続けられれば多少の構図のズレは許容してということになりますがなんとか写ってるという訳です。
AFも予想はしてましたが戦闘機にはちと厳しい状況なので、こちらもあきらめて置きピンに変更します。これで一応のOVF+置きピン&連写のベストを尽くせスタイルの戦闘機撮影モードの完成です。
シャッタースピードは今日の天気と精細感のバランスを色々試して1/1200秒、露出はF8位でよさそうです。
さあ、なんとか撮り方は見えてきました。それではこのスタイルでいざ、チャレンジです!どんどん撮ってみましょう。
どうでしょう?自分的には大満足です。
調子に乗ってどんどん行きましょう!
正直、撮った後に確認して初めてフレームのどこに飛行機がいるのか分かる状態ではありますが連写していれば一枚くらいは何とか撮れているもんです。
この日は晴天だった事もあるのでしょうが、自分的には思ったよりシャープに撮れてました。
新田原基地の話ですが、前回来た時はファントムやアグレッサーが居て賑やかだったのですが、それらは他の基地へ配置転換をされたようで、その頃に比べると少し寂しい飛行機のバリエーションだなあと思っていると、珍しいお客さんが降りてきました。
そう、RF‐4Eです!
初めて見たので興奮しました。常連さん達でもここ新田原では滅多にお目にかかれないそうです。ラッキー!
この飛行機は給油のために新田原に立ち寄ったのでしょうか?一時間程してまた直ぐに飛び立って行きました。
おかげで久々にファントムの腹に響くような轟音を味わうことができました。この日はF-15の訓練も活発な動きで久々の宮崎を堪能させて頂きました。
いかがでしょうか?
シリーズ「今あるカメラでベストを尽くせ」今回も手強い相手でしたが私レベルでは大変満足のいく結果になりました。これだけ撮れれば十分です!
しかし、難しさも感じます。
やはり飛行機というと高精細に撮りたいものですが、手振れが如実に精細感に影響を与えるんだなと思い知らされました。飛んでる飛行機をカメラを振りながら追いかけるのですが流しつつもブラさないとでも表現したらいいのでしょうか?とっても奥が深いです。
今回は滑走路の横から離陸する飛行機を撮ってたので動きにある程度予測がつくのですが、これが超望遠でブルーインパルスなんか撮ってる人は一体どやってるのでしょうか?まだまだ難しいテーマが無限にあってワクワクですね!下手って素晴らしいw
調子に乗って次は夜間訓練にでも挑戦してみますか!どうやったら撮れるのかな~?
最後の一枚は新田原基地の隣を走ってる東九州自動車道のわき見注意の看板です。ブルーインパルスでしょうか?
飛行機好きは音がするとついつい空に目がいってしまいますが、運転中はしっかり前を見て安全運転で行きましょう~。
今回撮影機材
FUJIFILM ミラーレス一眼レフカメラ X-Pro1 ボディ 1630万画素 F FX-X-PRO1
FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF55-200mmF3.5-4.8RLMOIS